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トップメッセージ
ひとびとの健康に奉仕し
健全な社会の育成に貢献する
バイタルネットは1950年に創業し、今日まで地域の皆さまの生命・健康・生活を支えてまいりました。 私たちがこだわるのは「地域密着」。宮城県から医薬品卸売業としてスタートし、現在は東北6県と新潟、栃木、首都圏に営業エリアを展開して毛細血管のように拠点のネットワークがつながっています。地域に深く根ざした事業活動の経験と実績が医療機関だけでなく、自治体や行政、業界団体からも高い評価をいただき、各地で災害時対応の協定や地域の健康増進のための連携協定を結んでおります。
2011年3月には、東日本大震災という未曽有の災害を経験しました。発災当初は「いつ・いかなる時も薬を届ける」という社会的使命を胸に従業員は奔走し、被災地の医療体制の復旧に向けて、また復旧後は復興に向けて地域とともに歩んでまいりました。さらに新型コロナウイルスの感染拡大といった非常時においても国や自治体と連携をとりながら、温度や振動などの厳しい品質管理が求められるワクチンを、責務をもって接種会場や医療機関にお届けしました。
少子高齢化、医療の偏在、自然災害、パンデミックといった社会環境の変化や、医療DX、オンライン診療、画期的新薬の登場といった事業環境の変化のスピードが増しています。しかし「いつどのような時にも患者さまに安心・安全な医療が提供されるよう支援する」という私たちの社会的インフラとしての役割は変わりません。その責任を果たすために、医療用医薬品の徹底した品質管理、最新の医療機器の販売、レンタル事業、ライフサポートなど、地域のニーズに合わせた新たなサービスを追求するとともに、進歩がめざましい医療のパートナーとして新たな役割にも挑戦してまいります。
企業理念の「ひとびとの医療と健康に奉仕する」を従業員一人ひとりが認識し、実行する「人の力」、そして地域とのネットワークがバイタルネットの強みです。
2024年6月
株式会社バイタルネット
代表取締役社長