持続可能な開発目標「SDGs」(Sustainable Development Goals)への取り組み
SDGs宣言
株式会社バイタルネットはSDGs(持続可能な開発目標)の理念に賛同し、企業理念「ひとびとの健康に奉仕し、健全な社会の育成に貢献する」に基づく事業活動を通してSDGsを推進することを宣言します。
SDGs(エス・ディー・ジーズ)は2015年の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された国際的な目標です。自然環境への負荷や格差拡大などの課題解決を目指し持続可能な世界を実現するため、企業による環境や社会に対する取り組みが求められています。 バイタルネットは医薬品卸売業という事業活動を通して医療や地域のヘルスケア、人々の健康のために貢献しています。それは17の目標の中でも「3. すべての人に健康と福祉を」に直結しており、日々の業務がSDGsに密接に結びついているといえるため、当社では事業活動を通したSDGs推進を中心に行っています。そして、社会規範や法令の順守といった基本的なことから、環境への配慮、地域社会で活躍できる人材の育成など、幅広くSDGsに取り組み、持続可能な社会の実現への貢献に鋭意努めて参ります。 そしてSDGsの視点を今後の事業活動に活かすため、重点項目として「1. 医療と介護・福祉への貢献」、「2. 健康で住みやすい地域づくり」、「3. 多様な人材の活躍」としました。
重点項目
- 医療と介護・福祉への貢献
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医薬品の安定供給を持続し、医療・介護・福祉が地域にいきわたる体制作りを推進することで、社会的インフラとしての使命を果たします。
- 健康で住みやすい地域づくり
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生活者の健康で住みやすい暮らしをサポートし、地域の持続的な活性化に貢献します。
- 多様な人材の活躍
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ひとりひとりの個性を重視し活気ある働きがいのある職場づくりを行うとともに、多様な社会のニーズに対応できる人材を育成します。
医薬品の安定供給を通じて医療の提供を支え、患者さんに適切な医療や医薬品やそれに伴う情報が提供されるような体制づくりを推進しています。服薬アドヒアランスという患者さん自身が自分の病気を受け入れて、医師の指示に従って積極的に薬を用いた治療を受けることを手助けすることも医療機関とメーカーのパイプ役である私たちができることと考えています。
そして医療の地域格差解消・医療アクセスをはじめとする地域医療課題の解決に向けて取組むとともに、地域医療に携わる多職種の連携の会の運営サポートを行うことで地域の医療と介護の連携をスムーズにし、住みなれた地域の中での暮らしを守りたいと考えています。今後は介護予防、健康維持管理に向けた取り組みや、疾病の社会的認知度向上、患者団体の支援なども具体的な取り組みとして必要となります。
また当社では「SMILE HEARTねっと」という社会貢献活動を推進しています。毎年全事業所において実施しており、近隣の清掃活動からチャリティラン、献血などさまざまな活動を通して住みよい地域づくりに取組んでいます。病気の子どもとその家族のための宿泊施設「マクドナルド・ハウスせんだい」や東日本大震災で親を亡くした子どもたちをはじめ、社会的養護を必要とする子どもたちのための「子どもの村東北」へも設立当初から継続的な支援を行ってまいりました。
そしてこれらの活動を支える従業員が会社だけでなく地域でも活躍できるようなサポート体制を整えてまいります。