バイタルネット採用情報

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医薬品卸売とは

医薬品卸売会社は、メーカーから仕入れた医療用医薬品や一般用医薬品を病院、診療所、歯科診療所、保険薬局などに販売しています。

医療用医薬品とは医療機関で医師によって使用されたり、または医師によって処方される医薬品のことです。安全性や有効性のテストを経て製品化され、また副作用などの安全性に配慮しつつ患者の症状に合わせて処方されるので高い効果が期待できます。これに対し一般用医薬品は薬局・薬店・ドラッグストアなどで処方せんなしに購入できます。OTC医薬品、市販薬、家庭用医薬品、大衆薬、などとも呼ばれます。

医薬品流通のしくみ

医療用医薬品は約96%が医薬品卸会社を介して流通しています。

医薬品は人の体に使用するものですので、厳しい品質管理と安全管理が求められます。

昨今は疾病・治療も多様化し、それに伴い多種多様の医薬品があります。バイタルネットでは製薬メーカーから物流センターに入荷した医薬品はまずバーコードにより有効期限やロットを厳しくチェックし、保管されます。万一の場合には迅速な不良品の回収や情報のすばやい伝達のため、流通経路のトレーサビリティ(追跡)が必要となるためです。そしてお客様からの発注を受け、物流センターから各営業店を経てお得意先の手まで、責任をもって正しく取り扱われます。

いつどのような病気の患者さんが来るか、需要予測が難しく、時には命にかかわる緊急性もある医薬品ですが、いつ・いかなるときも安全・安心・安定した供給が求められているため、物流センターでの在庫調整や管理体制も重要な機能の一つといえます。

バイタルネットの売上の約94%は医薬品です

医薬品卸の役割

  1. 医療機関へ医薬品を安全かつ安定的に供給する
  2. メーカー、医療機関と連携し副作用等の医薬品情報の提供や収集を行う
  3. 医師の薬の選択へ客観的立場からのアドバイスを行う
  4. 地域医療の連携役として機能する。
    例えば処方元(医師)と調剤薬局(薬剤師)、医療機関と介護施設のあいだの橋渡し役など。また、地域コミュニティと常に密接に関わっているため、地域包括ケアシステムの取り組みにおいても活躍の場を広げている
  5. 災害時、新型インフルエンザ、感染症など世界的流行(パンデミック)にも国や行政と協力しながら迅速な対応を行う。

2011年3月に発生した東日本大震災の際にはバイタルネットが地域医療の復旧、復興のために社会的使命を果たすべく尽力したことは高く評価されました。

このように医薬品卸売会社は日本の医療と人々の健康を支える社会的な役割を担っているのです。

詳しくはコーポレートサイトをご覧ください